現役小学校教員による授業実践&クラス経営記録

現役小学校教員による授業実践などを備忘録的に残したブログです。

本日の授業 算数1年生「かずのせん」

本日の授業は、普段担当しているクラスではなく、お隣のクラスの担任の先生が諸事情で欠席したため、補講で行いました。

初めてやるクラスの授業だったので、どういった反応が帰ってくるかわからない中の授業ではありましたが、普段授業をやらないクラスなので、自分が考えている反応と違う反応も多く面白かったです。

 

単元「10よりおおきいかず」の「かずのせん」についてです。

まずは授業の板書記録から

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今回の授業でポイントとしたいと思っていたことは以下のとおりです。

数直線というものの基本

①整数を順番に並べたもの=数直線

②間隔はすべて同じ幅(整数は常に1ずつ増加している)

③左から右にいくにつれて数字が大きくなる

以上をポイントと考えた上で授業を行っていきました。

 

導入

スタートラインに「カエル」「うさぎ」「金魚」を並べて

「これから3匹の動物で競争をします」と伝える。

カエル、うさぎ、金魚をそれぞれ動かし、

「一番はやく進んだ動物は?」と質問

金魚、うさぎ、カエルと言われたところで、「どうしてそういえるの?」と聞く。

 

ここで引き出したかった意見は

「よりスタートから離れている(遠く・右の方)にあるから」という意見。

これにより、スタートが0で、右に行くにつれて、増えていくということを意識できる。

 

展開

その後、「カエル」と「金魚」はどれぐらい離れていると質問。

「10歩ぐらい」という意見や「4メートル半ぐらい」という意見がでる。

10歩や4メートルというような、数字を使った表し方が出てきたので、「ぐらい」ではなくぴったり出すためにはどうすればいいかな?という質問。

数を並べれば、何歩進んだのかわかる、という意見がでてきたので、数直線を登場させる。

 

上記のポイントを押させて、問題演習に入った。

 

数直線の必要性を今回は競争した動物たちがどこにいるかわかるようにするため(若干座標の考え方も入る?)としてみました。

もしよい意見などがあれば、教えていただけると幸いです。

 

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